「昔日香港・当節香港」その1

昔日の彼方へ去りつつある 香港九竜寨城から
話題を変えたいと思います。

九竜城が解体された時の写真を探したらネットにありました。



香港という都市は、あらゆる顔を持っています。
だからこそ 世界中の観光客が訪れるのかもしれませんね。







日本では 大体ある程度の年齢に至ると 家(持ち家)を持つ慣例があります。
勿論 土地も自分のもの(借地権という問題もありますけど 現代は 土地付き建物を
購入して 所有者になるのが普通です)






<香港の土地>
の事情はと申しますと
イギリス統治時代から香港の土地は全て女王陛下(イギリス国王)の土地
であるとされていて、
香港総督、政庁がその管理に当たっていたのです。





しかし 余談ですが
「イングランドとウェールズの土地は国王の所有物」なのだそうですが
スコットランドの土地は国王の物ではありません。
スコットランドの土地は誰でも買う事が出来るのだそうです。





<中国へ返還後>
1997年の返還後も香港政庁から香港特区政府に土地所有者が変わっただけで、
制度はそのままです。




さて <中国では・・>
個人で土地を所有することはできません。




土地のすべてを政府(国家)または、農民が集団で所有しており、
国民(個人)が購入出来るのは建物とその土地の「使用権」のみ。



農民が集団で所有している土地は、農村組織が農民に対して、
最高30年を目安に林業や農業などの仕事を委託するという仕組みなので
国民が購入できるのはあくまで「使用権」ということになります。






所有権を持っている国家が何らかの事情で
「あなたに土地を貸すのはやめます!」 ということになれば
その時点で使用権は 無くなってしまいます。


中国が かってそのようなことを言って
農民騒動が起きたことがあります。






さて、 香港人は全て土地を持っていませんが、富裕層は、
地価の高額な場所に住んでいます。




右の一番上「九竜塘」カオルーントン地区 九竜の北部。 
かっての 九龍城と同じ城区の 北側のほうです。


香港は高層高級マンションが多いのですけど
ここは珍しい低層の高級住宅地です。






理由は かっての啓徳空港に降りる飛行機の通り道で
高い建物は危険だったからです。










香港山頂地域。香港半山区エリア。
坂道が多いんです。




その代わり 夜は毎晩 山から
百万ドルの香港夜景を
見ることができます。





2005年頃から 皆さん お家を立て直ししましたね。
私の香港人友人の一族も このエリアに住まっています。(今も住んでいます)






1987年頃 (撮影りりー)




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