狂犬病で女子中学生が亡くなりました(中国・浙江省杭州)




中国・浙江省杭州では 狂犬病に罹患して亡くなったのは
今回で2人目なのだそうですが・・






人畜共通伝染病である
狂犬病で 中国・浙江省杭州市の女子中学生が亡くなりました。

昨日から各メディアで報じられています。







昨年2019年に
湖南省・衛輝市(えいきしと読みます)の9歳の少年が やはり 狂犬病に罹患して
死亡したのを このブログでお知らせしました。







日本での狂犬病は1957 年以降発生しておりません。
狂犬病ワクチンの接種は狂犬病予防法により毎年の接種が義務づけられているためですが



日本から海外に渡航して
野犬にかまれ発症し死亡した症例はあります。




今年5月 フィリピンから 来日されたフィリピン男性はその3か月後に
日本で発症され
亡くなりました。




狂犬病は 日本、オーストラリア、英国、スカンジナビア半島の国々など
一部の地域を除いて、世界中に分布していて、特に東南アジアに旅行する人は、ワクチンの接種を強く推奨されています。




狂犬病ウイルスは ヒトからヒトには感染しません。



狂犬病は、狂犬病ウイルスに感染した犬やその他の野生動物に
(アライグマ コウモリなど)咬まれることで引き起こされる病気です。



(ウイルスは感染した生物の唾液を経由し、傷口などから侵入して感染)




狂犬病はアジアでの発生が大部分で
発症までに潜伏期間が平均
1~2ヶ月もありますし、長いので8か月後に発症という例もあります。





最終的には昏睡状態から呼吸停止で死にいたります。
狂犬病は一度発症すれば、
致死 率はほぼ100% 治療法がない怖い伝染病なので
海外渡航時の短期滞在でも
ワクチンの接種が強く推奨されています。




さて 
今回の女子中学生は 自分の飼っていた犬に噛まれて発症。
中国では 犬を飼育している人は多いいのですが
日本のような法律的な規制はありません。
なので 狂犬病ウイルスを持っている犬を飼っていても気が付かないことがあります。





5月に女子中学生は友人から犬をもらい飼育していましたが その犬が 9月に女の子の兄を噛んだので 両親は急いで病院に連れてゆき狂犬病ウイルスへの対策と治療をしました。





しかし
その前7月に すでにこの女子中学生は その犬に噛まれていたのを本人は両親に隠していたのです。


 11月6日の夕食後、自宅で右手にしびれを感じ、疲労と全身の不快感を伴っていたが、彼女の家族はそれに注意を払わず、病院での治療を受けなかったのです。



翌日 病状が急変して
8日の朝、省の
児童病院濱江支部の内科で、
抗感染、酸抑制、水分補給などの対症療法を行ったものの
8日の夜、嘔吐が悪化し、血腫、大量の発汗、光恐怖症を伴い(光を見ると怖がる。
犬も狂犬病発症するとこうなります)
 9日、女の子は呼吸困難を発症し、症状が悪化。
治療のためにPICUに入院。







やがて 狂犬病特有の
興奮や不安状態、錯乱・幻覚、
攻撃的状態
(暴れ始める)がおこりはじめ病院は彼女に
鎮静などの症候性治療を施したらしいのですが
女の子はは13日から徐々に昏睡状態になり、16日には瞳孔が拡張、
19日、彼女は「狂犬病」と診断され 脳死状態になり そして
亡くなったわけです。



余談になりますが
2015年暮れからお正月1か月の間に峡西省の大熊猫基地(陕西楼观台)で飼育されていた5頭の大熊猫が立て続けに狂犬病に罹患して死亡しました。その頃はCNTVのブログのメンバーだったのでネットフレンド達が私に色々質問してきたのですが ノーコメントを通しました。
基地全体は徹底的に消毒が施され防護服で作業が行われ物々しい状態で 献身的な治療も施されましたけど パンダたちを救うことは出来なかったですねぇ。ただ 同じ圈舍にいた子たちでしたね。





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