「その2」パンダ基地【8.0級「四川汶川巨大地震」5月12日・12周年】



その2」
中国四川省・汶川(ぶんせんと読みます)県の
2008年5月12日に起こった大地震は、
2008年5.12震災として 世界史に残りました。










2019年現在 世界で飼育されているパンダの個体数は600頭
野生は1800頭。










飼育パンダの殆どが、成都大熊猫繁育研究基地で飼育されています。地方の動物園に出向しているパンダも北京動物園、重慶動物園、広東長隆野生動物世界、などを除くと、帰属は成都基地になります。










陕西省楼观台にも「陝西省珍奇野生動物救助保護中心」という施設がありますが 勿論ここも
中国国家林業局の管轄地域でもあります。










さて、2008年に話を戻します。
汶川大震災では未曾有の死者、負傷者が出た大地震でしたが パンダ基地も、震源の卧龙に有りました。(正式名称・卧龙核桃坪基地
震ご重建されて 少し位置がずれています)












これは 震后







震源の四川省汶川県(ぶんせんけん)映秀鎮(えいしゅう町)「牛眠溝」から
わずか10キロ、殆ど震央と言っても良いほどの近さ。




卧龙核桃坪基地は被害は甚大で
勿論 道路が途絶え、通信が途絶え、水道と電気が途絶え、
一時 30時間陸の孤島となりました。









黄色の枠が震源です。












何時までも治まらない余震と山津波









虚脱状態で降りてこれないパンダを土ぼこりの中で
救護
助けている間も 山が崩れる地鳴りの音がしていたのが ビデオに入っていました。











逃げ惑うことすら おぼつかなくて
パンダたちの恐怖は計り知れないものがあったと思います。



















次々とやってくる余震
一箇所にまとめても 気が気ではない様子。





















この場所は
四川臥龍国家級自然保護区があるところで、基地のパンダたちに限らず
野生のパンダ そのほか 国家1級2級指定の野生動物達が 生存している地域です。








基地の職員の方たちも 強い余震が続く中で 大変なご苦労をされました。




犠牲になられた身内の方も多く居られたのに 
ご自分のご家族の身を振り返ることなく




震災后のパンダ達のケアーに 貢献されて、 本当に 頭の下がる思いがしました。






たまたま震災の前日に取材に入っていた
上海の雑誌記者が居られ
巨大地震の瞬間や
地震后のパンダたちや
避難する観光客の姿の貴重なビデオや写真を見ることが出来ました。








若いパンダたちが 逃げ惑う姿が
基地内に取り付けてあるビデオに 写っていましたが この2~3年で当局に削除されて今は
みることは出来なくなりました。













国内外の観光客も多数尋ねる人気スポットのこの基地は
震災発生時 午後2時28分は、
パンダ達ものんびりと外で遊んだり まどろんだりしている時間帯でした。














震災時 イギリスからの観光客の団体がパンダ達を見学しておられました。
陸路切断だったので 翌日 ヘリコプターで救助されました。
可愛い中国国宝のパンダを見学して
まさか 滅多にない 怖い経験をされた皆さんに
「我祈祷着最大的祝福」を
切に願っています。




明日は 震災后のパンダたちの震災后の生活
そして 地方の動物園へ 集団疎開を
ご紹介します。